三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

#その他の病気

その時

6時半ごろ、私は、食器を洗おうと台所に立っていた。 トーマスのプラスチックのコップを引っ掛けて、流しにあった、4つのうちの1つのガラスのコップが割れた。 「・・・・・」いやな感じ。直後、母帰宅。 ドラえもんが始まっていた。7時25分ごろ、病院…

最後のカンファレンス

7月29日、お天気がよかったので、掃除をしようと、布団干し、シーツの洗濯、じゅうたん掃除など、結局お昼頃までかかってしまった。 3時からのカンファレンスに同席するため、妹が甥っ子をうちの子供たちに預けるためにやってきた。連れてくる途中、タイ…

体温が低い

母が昨日帰り際、父の体温が低いと言っていた。7月28日、今日は私が母に代わって、病院へ。 看護士さんが検温で、体温計を父の脇に挟んでいく。「ピピピッ」 「33.5℃」・・・・うそ・・・あまりに低いので、気になってナースコール。 父はほとんど寝…

奇跡

7月25日、2週間ぶりに父に会った。頬がさらにこけて、顔が小さくなっていた。 驚いたのは、ヘルペスで口の中、周りに内出血があったのが、きれいに治っていたこと。 危ないといわれてから1ヶ月、驚異のがんばり。 病院の呼吸器内科の医師も、看護士さん…

今日の父

北京に戻ってから、日々、母がメールで父の様子を送ってくれる。 私が日本に着いて、5日目ぐらいだったか・・・2日間ほど、父は「ハイ」な状態で、目をかっと見開き、まばたきせず、家族・友人との会話も調子よく、すごく驚いた。普段話さない父からは考えら…

敗血症

敗血症。怖い病気。字のとおり、血液が菌に負けちゃうんだ。 父は肺膿瘍、肺真菌症の闘病から敗血症になった。播種性血管内凝固症候群も進行している。 今回が敗血性ショックの2回目。1回目は抗生剤のおかげで何とか、乗り切って、食事もとれるところまで戻…

家族の愛

2週間、病院に毎日通っていた。母は、父が入院して、ほとんど、毎日顔を出していた。すごいことだ。私などは、たった2週間なのに、結構参ってしまった。 父が危ないと言われて、緊急帰国した2週間前、初めてカンファレンスに同席した。医師は淡々と説明する…

父急変

2日前から、また高熱が出ていたので、心配していた。一時熱が下がってほっとしていたら、今日また40度の熱、敗血症ショックが疑われる。妹から帰国した方がいいとのメールが来た。 医師からのカンファレンスの用紙もメールで送ってもらう。用紙に並ぶ言葉…

胃ロウ(PEG)知ってますか?

胃ロウ・PEGは、内視鏡を使って「おなかに小さな口」をつくる手術です。つくられたおなかの口を「胃ろう」いい、また、取り付けられた器具を、「胃ろうカテーテル」といいます(カテーテル=管、チューブ)。口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺…

励まし、励まされ

妹もブログで父のことを書いていたので、私も書くことにした。私の父は入院中。もう1年になる。定年後、よく風邪を引いてダウンしていたので、おかしいなと思っていた矢先の入院だった。 病名は肺膿瘍と肺真菌症。肺炎は菌の特定ができないと効果的な抗生剤…