三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

胃ロウ(PEG)知ってますか?

胃ロウ・PEGは、内視鏡を使って「おなかに小さな口」をつくる手術です。つくられたおなかの口を「胃ろう」いい、また、取り付けられた器具を、「胃ろうカテーテル」といいます(カテーテル=管、チューブ)。口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法です。PEGは欧米で多くもちいられてる長期栄養管理法で、患者さんの苦痛や介護者の負担が少ないというメリットがあります。http://www.peg.ne.jp/index.html

前にも書きましたが、私の父は入院中です。肺の病気なのですが、(詳しくはこのブログの「励まし・励まされ」を読んでください)いよいよPEGをすることになりました。

医師から父に、PEGの話がされてから2週間、父自身がようやく決断しました。

父より1ヶ月位早く、母と妹には、医師よりPEGの話が出ていて、私も最初に聞いた時はショックでしたが、HPでいろいろPEGの事を知るうちに、考えが変わりました。

とにかく、この病気は本人の体力免疫力が上がらないと治らないので、治療とともに、栄養摂取がすごく大事なのですが、父は食事が入院以来、食欲が落ち、誤嚥もあり、まともに食事が取りにくい状態なので、なんとしても父にはPEGを決断して欲しいと思っていました。

父も同じように受け止めて決断してくれると信じていましたが、なかなか決断する事ができず、寝れない日が続いたようです。

内視鏡で短時間にPEGの手術は終わるみたいですが、リスクはまったくないわけではなく、また、PEGをつけてからも、必ずしも順調に行くとは限りませんが、何とか、父には体力をつけて、病気と闘う力を取り戻して欲しいと思っています。

明日は父の日、何もできないけど、ただただ祈るだけです。PEGの手術は水曜日うまくいきますように。