三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

Superアイが来た

先週から、阿姨(中国語、アイ=お手伝いさん・おばさん)、が来てくれている。うちの公寓は週1回の掃除とリネン類の交換が家賃に含まれているから、最低週1回の掃除はしてもらえる。北京はホコリが多い、ちょっと窓を開ければ、その辺りはザラッとするので拭き掃除は欠かせない。その上部屋が広いので、掃除を一人でするのは結構大変。(しかし・・・ここよりもっと広いアメリカの家を自分で掃除してた)

公寓のマネージャーにもう1回掃除を入れてもらえないかと頼むと、
「阿姨を雇わないのか?」と聞いてきた。
「雇いたいけど、どうやって探したらいいかわからない」
「それなら、紹介するよ。いいひとがいるんだ、週3日午前中なら最低500元/月」
と、とんとん拍子で話が進み、まさに「渡りに船」だった。

うちの公寓は欧米人が多いので、相場からするとちょっと高めらしい。それでも、日本円にすると6500円ぐらい・・・人件費が本当に安い。日本で、家事サービスを頼むと、5000円で1回2時間だもの。1.3回分で1ヶ月雇えるなんて・・・

「最初に紹介したアイは、急にお父さんの具合が悪くなり、仕事ができなくなった」と、別のアイを紹介してくれた。同じ公寓で月~金の午後12~5時まで働いているので、午前中はあいているからと。うちは子供がもう大きいし、赤ちゃんや幼児のいる家庭ほど手が要らないので、週3日午前中の3時間、掃除中心で頼むことにした。試用期間は2週間、それで雇うかどうか決めることにした。

今日で3回目、彼女はSuperアイだった。まず、彼女の一番いいところは笑顔、にっこりしてくれるから、安心する。そして、身振り手振りの私の要望を理解してくれ、掃除は完璧!掃除が終わると台所の掃除へ、何も言わなくても気がついたところはどんどんきれいにしていく。驚いたのは、パンくずだらけだった、トースターをピカピカにしたこと。恐れ入りました。

今日は8時半出発で買い物。我が家の好みを覚えてもらって、出勤途中に買い物してもらえるようにと、一緒に行ったけど、すごく気が利く。私の選ぶものをよく見てるし、野菜や果物の値段付けも私が選んでいる間に終わってるし、どこのブランドがいいとか、使いやすいとかいろいろ教えてくれた。帰ってきてから、今日使う野菜を台所に出しておくと、下ごしらえする?と、あっという間に完了。「一言えば十わかる」ってまさにこのことだなぁ・・・言葉の壁を超え、すごい、えっ・・・一も言ってないか、身振り手振りだった。

最初からこんなにいいアイに当たって、本当にラッキー。公寓マネージャーありがとう。3回終わって、私の中では、雇うこと決定!一応夫にも了解を得ないとね。来週にはマネージャー通して伝えようっと。