三都ものがたり、その後

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北京郊外へ~定稜

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幕田峪から1時間定稜に到着。

定稜は明の十三稜の中のひとつ。明の十三稜は明代皇帝の墓。皇帝のお墓が13あるので「明の十三稜」。その中の定稜、長稜、昭稜の3箇所が公開されている。

去年労働節中に参加したツアーでは、「定稜は大混雑だから」と不本意にも長稜に連れて行かれたので、今回は絶対に地下宮殿が有名な定稜は見逃したくなかった。

入場料(地下宮殿・博物館)75元。

正面左側にはお土産やが2軒並ぶ。中国語の看板で「チケットお持ちの方、地図を無料プレゼント」。中国では施設マップの無料配布はあまりないので、ちょうど欲しいなぁと思ったところ。お店に入ると、店員がチケットを見せろとしぐさする。私たち4人のチケットの番号をチェック、すると、

私に"ぴらぁ~"と白黒コピーした紙一枚を渡してきた。

何?何?もしかして、プレゼントってこれ?「明の十三稜の分布図」


確かに地図だけど・・・予想とあまりにもかけ離れていて、思わず笑ってしまった。

隣の店にも「プレゼント」の看板。同じようにチケットの番号をチェック、下1けたが偶数だった友人2
人が「米粒大の青い石」をもらった。天然石?

これまた大笑い・・・記念。記念。下3桁が合うと別のプレゼントだったみたいだけど、期待薄だね。まぁ、つまりは客寄せって訳ね。

定稜も広い、広い。地下宮殿は地下6階分ぐらいの階段をおりた所。すごくじめじめしていて、地下水が染み出している。この湿度では埋蔵品が傷むのも無理はない。今は複製の棺などが展示されていて、埋蔵品は展示館・博物館に展示されている。

展示館の展示品もなかなか興味深い。最も目をひいたのは皇帝と一緒に埋葬された皇后の靴。

3.3尺ってつまり約10センチ!?!?!?!?(尺=3.03センチ、あってますよね?)

驚きの小ささ。纏足の足ってこんなに小さいの?まるでベビーシューズ。

なかなか面白かった。人によっては、地下宮殿には何もないから、つまらないよって言うけど、そんなことなかった。ここでも、また昔々の中国人民の苦労がしのばれる。

おっと、もう2時・・・急いで次の目的地「神路」へ向かった。