三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

北京街歩き~国子監と孔廟

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国子監(guozijian)と孔廟


北京国子監は元・明・清代の科拳試験場、国家の最高学府。科拳とは、官吏登用試験。




和宮大街、雍和宮入り口の向いが国子監街。

木々の緑の中の牌楼が美しい。

国子監街を少し歩くと、右側に国子監と孔廟の入り口がある。入場料10元。

現在修復中、予定では6月30日終了となっているけど・・・だから、たぶん入場料が安い。

チケットを見ると、普段は20元。

この修復を機に、国子監と孔廟は一緒に観覧にしたらしい。



門をくぐり、お堀に囲まれた主堂への橋には、「学業成就」「合格祈願」の赤い札がかかっている。

主堂には国子監の歴史と展示物が並ぶ。




絶対見逃さないでほしいのは、カンニング用の「内衣」下着。

一瞬「ストライプ柄」かと思った。でも、よく見ると違った。小さな文字が整然と並んでいる。

これだけ、書くのにどれだけの時間がかかっただろうか・・・




日本人の阿倍仲麻呂も勉強した場所だ。

「天の原ふりさけ見れば春日なる、三笠の山にいでし月かも」





隣の孔廟は孔子を祀った廟。こちらも改修中であまり見れなかった。

ここには古い大木が多い。樹齢700年の木もある。

この木の下で夏の暑さをしのぎながら、勉強していたのかも・・・

孔廟は人の気配がする。北京の名所旧跡をいくつか回ったけど、”人”の感じの残る場所に行ったのは、初めてのような気がする。


先生いわく

十年樹木
百年樹人


だそうで、大学に木がたくさんあるのはそういう訳だそうで・・・


また、改修が終わったらぜひ訪れてみたい。



国子監の詳しいことは、↓を見てください。よくわかりますよ。
http://www.press.tokai.ac.jp/webtokai/Pekin_06_indd.pdf#search='%E5%9B%BD%E5%AD%90%E7%9B%A3%E3%80%80%E5%8C%97%E4%BA%AC';



*追記*

国子監街を少し歩くと、ちょっとおしゃれなカフェが!と思うと雑貨屋さん。

北京のフリーペーパーSuper Cityに紹介されていた、日本人オーナーの「ZAKKA」というお店に遭遇。

お店に入ると同時に土砂降りの雨。雨宿り&買い物、丁寧な応対とラッピングに感激しました。

詳しくはみどりさんの記事を見てくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/38489263.html