三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

水入らず

私は結婚して15年、子供たちが京都に行っている間、久しぶりに母と二人だった。(子供たちとこんなに長く離れたのも初めて)

「考えてみれば、こうして長い時間を二人で過ごすのは、本当に久しぶりだね。これも、きっと、お父さんがしてくれたんだね」と母が言う。

一連のことを考えると、確かにそうかもしないと、思えてくる。

葬儀後はさまざまな手続きをしなければならず、役所に出向いたり、書類を集めたり、記入したり、とても母ひとりでは、処理しきれないし、最愛の人を失った悲しみの中、そんなことをさせるのはとても酷に思える。

それが、夏休み中であったため、私がその手続きを代行したり、母の手伝いをしたりすることができたのもの、父の思いがさせたことかもしれない。

夏休みのような長期の休みでなければ、母との水入らずのときも、手続きを助けることもできなかっただろう。

なんと言いましょうか・・・父は本当に家族思いです。