三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

果物の話~桃とマンゴー

秋、果物の美味しい季節になってきました。

相変わらず、中国食品に対する不安が叫ばれてはいますが、
中国生活の楽しみの一つは


安くて・美味しい・種類豊富な果物



季節によって多少変動はありますが、大体:
パイナップル 1個 10元 (150円)
スイカ(大) 1個 15元 (230円)
マンゴー(小)5個 10元 などなど
日本では信じられないような値段です。さて今日は、その果物の話・・・




さて、先日夫の運転手が「美味しい桃だから、食べて」と
桃を山のように持ってきました。


その桃はまだ硬かったので、室内にしばらく置いて、外側がやわらかくなってきた所で
冷蔵庫に入れ、切ってみると「あれれ?やっぱ・・・」


硬い
皮がつるりとむけない
果汁が少ない
甘くない


そうなんです、中国の桃って硬いんです。 

日本人にとって、桃といえば「やわらかく、果汁たっぷり、つるりと甘い」
ところが、中国人にとっては「さくさく、かりかり、甘い」なんですって。

これ単に品種の違いで、一般的に中国に出回っているのは硬い桃、多分
輸送技術の違いで、柔らかい桃は避けられてるんじゃないかと思います。


もちろん、中国でも日本人好みの桃買えます!でも値段はちょっと高め、
市場での見分け方は、緩衝材で大事に包まれてるのが日本人好みの桃、
山積みになっているのが中国人好みの桃です。




そして、もう1つの果物は


マンゴー



「マンゴー食べ過ぎて湿疹が出た」上海ブロガーのおあはかさんのように
マンゴーは美味しいですが、人によってはさまざまな反応が出るようです。


私の知り合いは、ある朝友人から
「何か顔、黄色いよ?」と言われ



鏡を覗いて、自分でも少し黄色いような気ががしながらも
その日ネイルの予約に行くと、ネイリストさんから
「何だか手のひら、黄色いですよ」



顔も黄色い、手も黄色い・・・もしかして黄疸?




気になった友人は、早速病院に行き、あらゆる検査をしましたが、
検査結果では、どこにも悪い所はありません。


すると、先生が

「もしかして、何か、毎日黄色いもの食べてます?」

「あっー、あの・・・毎日マンゴー食べてます」

「どの位?」

「大きいのを2個位・・・」

「やっぱり・・・時々いるんですよ、マンゴーの食べすぎで顔が黄色になる人。
 しばらくはマンゴー断ちして下さい、そうすれば、色は自然に戻りますから」


何事もなくよかったのですが、みんな大ウケ。知り合いいわく

「だってマンゴー大好きなんだもの・・・日本だと高いし、今のうちにたくさん食べておこうと思って」




1ヶ月くらいはマンゴー断ちだそうです。中国在住の皆様、
安くて美味しいからって、マンゴーの食べすぎには注意しましょうね!




◎余談ですが、主婦はマンゴーの皮をむきスライスして食卓に載せた後、
「マンゴーの種の周りに残った果肉を歯でゴシゴシして食べる」
と言う人がほとんどでした。もちろん私も・・・だってもったいないもの。