三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

「味精」料理対決でも使う!

中国語の先生が、「料理の鉄人」のような料理対決番組を見ていて
「料理人の入れた味精の量の多さに驚いた」と話しました。



*「味精」とはグルタミン酸、日本で言えば「味の素」です。
  中国のは塩味がついてるのもあるそうです。



「えっ?」私は不思議に思いました。
「料理対決番組で味精を使うの?」と先生に聞くと


「使うわよ、当たり前よ」と先生。



日本の料理の鉄人で「味の素」使います?
「中華あじ」使います?「コンソメの素」使います?



使いませんよね。天然のだしをとって使います。



中国では、レストランの入り口に
「うちは味精を使っていません」と書いた横断幕を
かけているのを見かけることがあります。しかし
厨房を見ない限り、実の所わかりません。



タイ料理が大量に「味の素」を使うのは有名ですが、
中国料理も大量に「味精」を使うのです。使うのが普通なのです。



だから、料理の腕を競う料理人もテレビで堂々と使います。



でも先日たまたまつけたテレビ番組で
「味精」を使わない料理対決をやっていました。
「味精を一切使っていません」とすごく強調していました。




私は、アメリカで和食料理教室をアメリカ人&韓国人ママたちに
開いたことがあります。私が、野菜炒めに少し「味の素」を入れようと
すると、1人のアメリカ人が



「それMSG?入れないで、頭痛くなるの」
 *グルタミン酸=MSG: Mono Sodium Glutamate


そうです!聞いたことある人もいますよね。
「Chinese Food Headache」
(Chinese Restaurant Symptoms, CRSとも言うようです)

中華料理に「味精」が使われていることから
アメリカではグルタミン酸アレルギーで起こる頭痛をこう呼びます。



私は「味の素」を炒め物など、料理に少し入れたりして使います。
中国ではこの↓「鶏精」鶏がらスープも使っています。
コンソメキューブ、かつおだしパック、昆布だしパックも使います。
ちゃんとダシを取るのがいいのはわかってますけどね。

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