三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

見上げてごらん

父の四十九日の法要が無事終わり、月曜日北京に帰ってきた。

北京に帰ってきてから、疲れもたまっていたし、しばらくはごろごろしていた。

実家では、法要の後に、後飾りを片付け、仏壇に父の位牌を納めた。写真は同じ向きに、仏壇の斜め上の鴨居にかかるように飾った。

夕食前、母が布団をしいた。ちょっとゴロッとしてみた。ちょうど見上げると、父の写真がにこっと笑って、こちらを向いているという位置だった。母と二人、布団にゴロッとしながら、ひとしきり、父の思い出話をして、涙を流した。

ほっとしたのと同時に、急に、寂しさが押し寄せてきた。

見上げてごらん、父の笑顔を!