三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

クリスマスに子どもの成長を思う

えー、世間はクリスマスで盛り上がっているようですが


うちは全く、ぜんぜん、盛り上がっていません!!!




昨日も今日も、夫はいつものように出張でいませんし
子ども達はとーっくにサンタクロースは信じていないので


「クリスマスのお小遣い、日本に帰ったら5000円ね」



などと・・・シュールな要求をしてきて、はっー?!一つもかわいくないです。


日本ならもう冬休みに入って「年末!さぁお正月」っていう雰囲気なんでしょうけど
北京日本人学校は12/28が2学期の終業式、しかも中国のお正月は2月の春節を祝うので
日本の暮れのような雰囲気はありません。


ただ欧米人がクリスマス休暇で帰国しているので、少しだけ閑散とした感はあります。




クリスマスイブの2日前、先週土曜日は二男の誕生日、恒例の公寓からケーキは二男の好きな
ティラミスでお願いしました。

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誕生日といえば、"Happy Birthday"を歌って、ろうそくフゥーの定番ですが、それを二男
「やらなくていい」と言うのです。写真を撮ろうというと「撮らなくていい」と言うのです。


「何で?12歳の君は今しかないんだよ」

「そんなものいらない」

「だって、もしも○○に子どもができたら、ちゃんとお祝いしたいと思うでしょう」

「うぅぅーん、もう、じゃぁ早くしてよ!」




で、ぶーっとした顔で写真は一応撮ったのですが・・・

「ろうそくフゥーもやろうよ」

「やらない」

「どうしてー?」




ここで長男登場・・・

「だって、それは母さんと父さんのためにしてることでしょう?」

「えっ?」

「俺らは別にしたくてしてる訳じゃないよ」

「そうなの・・・」



ちょっと呆然の私に、二男

「早くケーキ切ってよ・・・」


結局ろうそくフゥーはせず、ケーキを切り分け、静かにケーキを食べた二男の誕生日の夜でした。




親ってね・・・何なんでしょうね。成長の証とは思いますが、我が家は二人が成長し
親の気持ちがわかるまでは、こんな殺伐とした会話が続くんでしょうね。



小さい時には、早く大きくならないかなーと思いますが、

大きくなった今、小さい時はかわいかったなとしみじみ思う、今日この頃です。