三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

北京に着いたら・・・

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12月に入り、だいぶ冷え込んできました北京です。
そんな寒い北京で、冬の女性の必需品といえば


「防寒下着」



秋口から、デパートやスーパーの店頭では上(長袖)下(くるぶしまで)セットの「防寒下着」
が売り出されます。この「防寒下着」、日本の「あったか下着」とは違い、しっかりと分厚い!

薄手で軽く、おされ~になった日本の「あったか下着」とは程遠く、目の細かいセーターのようで
色は違えど、まるで「パッチ」のような防寒下着です。

冷えは女性の大敵!寒さの厳しい中国北部の女性達は、ズボンやスカートの下に
この「パッチ」を1枚、2枚と重ねて愛用しています。



さて、先週土曜日、上海から北京空港に着いたときのことです。


女子トイレの列に並んで、順番を待っていると(フォーク並び!)
洗面所の隅っこの方で、ひとり女性がスニーカーを脱ぎ始めました。


「何するんだろう・・・?」とみていると、今度はGパンを脱ぎ始めました。

「ここで着替えるの?」と引き続き見ていると、彼女の手にはジャーン!







「パッチ」


そう「パッチ」をはき始めたのでした!!!
《 期待はずれ?色気のなさでごめんなさーい 》





「あ~なるほどー」と感心していると

また一人、スカートにブーツ姿の女性がブーツを脱ぎ始めました。

「この人もか・・・?」バッグから取り出したのは



やっぱり「パッチ」・・・おもむろにはき始めました。

二人とも、私と同じ上海からの便でついたんでしょうね。
寒い北京の街に出て行く準備、女性は用意周到、私はえらく感心してしまいました。


でもね、実はこの二人の女性、すでにタイツのようなパッチをはいていたんですよ。
つまり、更に1枚、2枚重ねにして、北京の街へと向かった訳でしてね。。。


それほど、北京の冬は寒いってことなんですが。室内やバス等の公共交通は暖房で暖かいので、
あんなに着てると、かえって汗かくと思うんです。汗かく→寒い戸外→風邪ひくでしょうー?!

どうやって体温調節してるか、教えて欲しいなぁ・・・

北京でも、日本の「あったか下着」売ってるんですが、中国の「パッチ系」に比べると値段が高いです。
それに、多分「あんなに薄かったら寒くてだめ」と思ってる中国人がほとんどだと思います。

日本のメーカーさん、質の良さがわかれば、今の中国ならきっと売れると思います。



== ちょっと番外編 ==

国内線初搭乗でしたが、北京-上海線の中国国際航空(CA)のキャンビンアテンダント
みんなきれいで驚きましたー!キュッとまとめ髪、お化粧も上手、スタイルもいいし、
てきぱきと仕事をこなして、感じよかったです。

CAは北京-成田乗ったことあるんですけど、国際線のキャビンアテンダントは×
化粧濃い、感じ悪い、愛想ない、たかびーって感じで・・・
一度、横目で睨まれ舌打ちされた事があって、すごく印象悪かったです。
でも、国内線ならまた乗りたくなりました。

上海によく出張に行く夫にこのことを話したら

「そうか?」と、でもすかさず
「南の方の航空会社のスチュワーデスは、もっときれいだ」と加えられました。

中国は広い、きれいな女性・・・まだまだたくさんいるみたいですよ!


*写真は「たわわに実った銀杏@竹園賓館」