帰国生受験シリーズ~帰国生の思い
帰国生受験シリーズ~「帰国生に期待すること」からの続きです。
帰国生入試枠のある学校の説明会での話ですが、
先生が、とある帰国生の生徒に
「xxくん、帰国生だし、外国語弁論大会の委員をやってみたら」
とHRの時間にクラスメートの前ですすめたそうです。すると、HRの後にその生徒が
「先生、僕は帰国生だからって、そういうことを勧められたくないです」と言ったそうです。
帰国生の中には、期待されても困ると思ってる子や、帰国生であることを隠したいと
思っている子もいるという訳です。
「xxくん、帰国生だし、外国語弁論大会の委員をやってみたら」
とHRの時間にクラスメートの前ですすめたそうです。すると、HRの後にその生徒が
「先生、僕は帰国生だからって、そういうことを勧められたくないです」と言ったそうです。
帰国生の中には、期待されても困ると思ってる子や、帰国生であることを隠したいと
思っている子もいるという訳です。
そして、うちの子供を見て私が感じることですが、
自分が帰国生であるという事は、あまり意識していないと思うのです。 4年半前アメリカから日本に帰国したときは、ごく普通に学校に 「混ざり」たいように見えました。 外国に暮らし、学校に通っていたからといって、自分は何ら他の日本人の子と 変わりがないと思っているようです。 でも、実際学校に通いだしてみると、勉強方法や学校生活、友人関係 を通して自分が違うということにだんだん気づいてくるみたいです。 そして、最初は早く慣れようと合わせようとするのですが、だんだん 合わない事がわかってきて、一人悩むこともあったように思います。 実際、帰国年齢が大きくなればなるほど、そのギャップは大きいように感じます。
もちろん、母としてもそう思っています。
写真は北京・孔廟のお札、先日中3の母たちで合格祈願に行きました。
*孔廟は孔子を祀っているところ、大学合格祈願が多かったけど、とにかく「届け母の思い」です。