三都ものがたり、その後

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帰国生受験シリーズ~「帰国生に期待すること」

帰国生受験シリーズ~「帰国生認定」からの続きです。では、

「学校は何を帰国生に期待するか?」



大きくは2つ:
「国際化教育と異文化理解へのプラスの影響」
帰国生の高い語学力や海外体験で得られた知識や感覚が、
国内で過ごしてきた一般生徒にも良い影響や刺激を及ぼすこと

「学校生活の活性化」
帰国生が異文化で培ったたくましさで、学習・行事など様々な方面で
学校生活のリーダー的存在となり活躍すること

+プラス

「英語力→大学進学率」
大学進学において、高い英語力は非常に有利です。英語圏からの帰国生はもちろん、
国内生よりも英語学習のチャンスが多かった日本人学校生も英語学習のリーダーとなること

「潜在力→学力の伸び」
とある大手進学塾の先生の話ですが、
「海外の子どもは、日本の子どもに比べて勉強してません。だからまだまだ伸びる余地があるんです」

つまり受験勉強で消耗しきっていない帰国生は、入学後学力の伸びが期待できること



このようなことが「帰国生に期待され、求められていること」と言えると思います。



最近のほとんどの学校の教育方針に「国際人として」というの挙げられていますので
帰国生を受け入れることは、国際化教育への1つの手段なのかもしれません。

もちろん、学校自体が帰国生受け入れるためという学校の場合は、帰国生が多いので
期待・目的も違ってきますが、↑に挙げたこれらの期待は、国内生の多い学校に
多く言えることだと思います。


それでは「期待された帰国生達、実際はどう思っているか?」

それは、また続きに・・・