三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

授業参観

昨日土曜日、授業参観。暑かった~。日本の夏の必需品、扇子を持っていくのを忘れた・・・

二男のクラスは40名、教室に机がびっちり。参観日の親の指定席の教室の後ろは、何とか一人が通れるほどしか空いていない。ぎちぎちなのだ。これ以上増えたらどうするのかな・・・でも、転入転出の激しい学校なので、二男のクラスでは3人が1学期で帰国する子供がいるらしい。

教室にはエアコンがあるけど、子供と親とあわせて、60人以上も入れば、冷房もほとんど効かない。子供のエネルギーもすごい、元気に”漢字ビーム”といって、新しい漢字を腕で空書きしていた。楽しそうで安心した。

一方、長男のほうは23名と余裕。先日の中学部修学旅行の発表会をしていた。中学生ともなると落ち着いてるもんだな、やっぱり。授業参観後の修学旅行のDVD鑑賞で、訪問地の一つ、少林寺武術学校の子供たちの演技を見た。「子供たちは口をぽか~んとあけてみていました」と先生からコメント、確かに・・・同年代の子供の動きとは思えないほどすごい。少林寺の武術学校に通う子供たちは、通常は普通の勉強をし、放課後や朝、武術の練習をしているとのこと。夢は師範か映画スターだけど、狭き門、ほとんどの子供たちの就職は警備員らしい。

日本でも、たいていこの時期に授業参観があって、暑い、暑い、教室はサウナ状態。窓全開、扇風機は温風を送るだけだし、これじゃ、頭に入るものも入らないなぁ・・と思うほど。そんな時、すごく不思議なのは先生、ほとんどの先生が汗も流さず、涼しい顔で授業している。何で~?親のほうは汗かきながら見てるのに・・・先生をしていた友達に聞いてみた。一言「慣れ」だそうで、いつも暑いところで子供と一緒に授業してるから、体が慣れるそうで・・・慣れって、すごい。

北京も暑くなってきた。今日は33度、明日の予想えっ~39度、うそでしょう!