三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

北京日本人学校30周年記念式典とさだまさしさん

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今日、21世紀劇場にて
北京日本人学校30周年記念式典が行なわれました。

全校児童・生徒、保護者ももちろん参加です。


第1部
来賓からの祝辞、校長あいさつ、生徒代表の言葉
校歌斉唱、「日本人学校のあゆみ」スライド上映


●校歌「小さな火花」 作詞 井上ひさし 作曲 團伊玖磨
(歌詞がステキなのでご紹介します)


ぼくらは火花
ちいさな火花
長城のはじまりも
小さな石ひとつ
長江のはじまりも
ちいさな水たまり
だから だから 燃やし続けよう
火花はやがて 広野を焼きつくす
北京 北京 日本人学校
ちいさな火花は集う 集う


みんなが光
ちいさな光
朝空のかがやきも
一本の日の矢から
星空のにぎわいも
一片(ひとかけ)の小星から
だから だから ともし続けよう
光はやがて 世界にあふれ出す
北京 北京 日本人学校
ちいさな光は睦む 睦む





第2部
さだまさしさん講演会


さださんは、子供達にはなじみがうすく
講演会?さださんのトークは有名ですが、
子供たちがどこまで聞いていられるのか?
歌は歌わないのかな?と思っていました。


幕が上がると、舞台にはピアノ、ギターが!!!
やっぱり歌ってくれるんだぁ~。


講演会ではなく、トーク&コンサートでした。


子供たちにはなじみはうすくても
保護者には「おなじみ」の歌
きっと聞けるはずと、期待は膨らみます。


●懐かしい「関白宣言」に保護者達が聞き入ろうか、と言う時に

「オレより先に寝てはいけない」
「オレより後に起きてもいけない」

のフレーズに子供達、大爆笑!!!

歌い終わって、
さださん 「え~、関白宣言で、こんな反応は初めてです!」




●「精霊流し」に合わせて子供たちが、曲の終わりまで手拍子。

歌い終わって、
さださん 「え~、精霊流しで手拍子をされたの初めてです・・・」




●「ふるさと」を児童全員と合唱、中学生だけが舞台に上がる所を、

さださん 「みんなと一緒に"ふるさと"を歌います。みんな舞台に上がっておいで!」
と言ってしまったものだから、

1階前列の小学1年生数十人が舞台に駆け上がるという
ちょっとしたハプニングもありました。




●「北の国から」を先生2人がフルート演奏で参加してのコラボレーション
  
前日の学校訪問で
「先生笛うまいじゃないか!何かやろうよ!」のさださんの一言で、
先生出演急遽決定!!!

リハーサルなし、ぶっつけ本番
先生は一晩で譜面も用意して、頑張ってました。
  



●「秋桜」この曲でも手拍子を始めた子供たちに

さださん 「あの~、この曲は手拍子はいらないから・・・」

それでも、また手拍子が
さださん 「わざと、やってるでしょう?!」

でやっと、手拍子がおさまり、静かに「秋桜」を歌い終わりました。




1間45分近く、ヒット曲にトークを織り交ぜながら
北京に住む日本人全員を応援してくれました。
さださんの透き通る歌声が心にしみました。
今日は、とても得した気分でした。



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うちの子供2人は、今、北京で学んでいます。
将来どんな風に影響を与えていくことになるのか
この時、この地、見たこと、聞いたこと、感じたこと、学んだことは
必ず糧となり、世界へ、未来へ羽ばたくと信じて。


『北京日本人学校30周年おめでとう!』


* 動画ニュース 前日の学校訪問の様子 http://www.news24.jp/70421.html