三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

野球の試合vs北京101中学

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先週土曜日、円明園近くの北京101中学と
野球の練習試合をしました。今年の6月に初めて試合、
今回が2回目の試合です。



実はこの学校に初めて5月に下見に行った時
とにかく驚いてしまいました。



学校の広さと施設の充実ぶり
校舎、グランド、体育館、宿舎、どれも
今まで見た中国の学校のイメージとは
全く違うものでした。



まるでインター校のようです。



門を入って、野球部のコーチの部屋が分からず、
さわやかな感じのスポーツ青年に場所を聞くと、
「ボク、野球部です。ご案内します」って。
とても礼儀正しくにこやかで、感心してしまいました。




実は、この学校北京市の重点中学で、海淀区では
1,2を争う名門、著名な政治家も数多く
輩出しているそうです。共産党幹部の子女も多く、
つまりは、お坊ちゃま、お嬢様学校。
未来のエリート養成校とも言えるのかもしれません。




なるほど、学校施設の充実振り、納得です。




一方で、バレーボールと野球のスポーツ選抜制度があり、
経験、身体能力、親の身長、もちろん成績も含めて
選手を選抜するそうです。まだ始まって3年の野球選抜、
その野球チームと対戦したわけです。




さすがに親の身長も含めて選抜してるだけあって、
同じ年齢なのに、体はひとまわり大きいです。
15歳の子供達は180センチ前後がほとんどです。




101中学は毎日練習。
サッカーグランドとはいえ、広いグランド。

こちらは週1回3時間の練習。
ライトが壁の外になってしまう、校庭
(時々となりの公園のサッカー場・・・ライトあり)




いくら日本人は野球の素地があるとはいえ、
かないませんです。結果は負けてしまいましたが、
いろんな条件を考えれば、納得の結果・・・いや
上出来だったと思います。
(しかも、硬球なのに、こちらに合わせて軟球で試合)



さらに、試合中のマナーや応援も素晴らしく、
おそろいのバッグや道具はきれいに並べるし・・・
子供たちは学ぶ所多かったようです。




とにかく、試合ができることを子供たちが
とても喜んでくれたこと、101中の方からも
来年からも定期的に試合をしようと言ってくれたことが、
何より嬉しいです。