三都ものがたり、その後

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コタキナバル旅行①~オラウータン

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コタキナバルでの最終日、オラウータンに会いに行きました。

宿泊ホテルから車で1時間、Shangri-la Rasa Lia Resortに隣接する熱帯雨林オラウータン保護区でオラウータンに会うことができました。

密猟と熱帯雨林の伐採による自然破壊で、オラウータンの生息数は少なくなっているそうで、現在はボルネオ島スマトラ島にだけ生息するそうです。ご存知とは思いますが、オラウータンワシントン条約によって、捕獲も飼育も禁止されている動物です。

その保護区では密猟によって親を亡くした子ども達を野生に返すために、レンジャーがオラウータンを育てています。でも動物園と違うので、いつ行っても見れるわけではありません。

保護区内では5匹のオラウータンが生育していて、一日2回のえさの時間にツアーが組まれていて、運がよければ、オラウータンが現れてくれるというわけです。

私たちは朝10時のツアーで見に行きました。熱帯雨林を10分ほど歩くと見学デッキに到着。運のよいことに3匹のオラウータンが現れてくれました。オラウータンの子ども、すごくかわいい、愛くるしいというんでしょうかね。

10時から1時間ほど、見学デッキで、観察する事が出来ます。1時間弱すっかりオラウータンの動きとそのかわいさに見入ってしまいました。

ツアーの後は希望すれば、日本人のレンジャーがオラウータンの話をしてくれます。私たちも貴重な話を聞いてきました。

オラウータンの寿命は約45年、母親は一生にだいたい3匹の子どもを産むそうです。オラウータンの子育ては子どもがひとり立ちするのは10歳なので、子育てに時間がかかるのはとても人間と似ています。

オラウータンのDNAの97.4%が人間と同じだそうなので、納得できます。人間も病気の多い生き物ですね。だから、オラウータンも病気にもなりやすいそうで、母親は子どもに頭痛、腹痛などの治療薬=ジャングルの植物の何を食べたらいいかを教えるそうです。

だから、親から離れた子どもオラウータンも自然に返るには最低10年は必要なわけで、そのうちの最初の4年間をコタキナバルの保護区で過ごすそうです。そして第2期として、スマトラ島の別の保護区に移動するそうです。

10年以上かけて自然に返す飼育・教育をしても、全体の50%しか返ることが出来ないそうです。

さて問題です!

Q.オラウータンの一番好きな果物は何でしょうか?オラウータンが住み家を作る木の果実です。因みに、オラウータンの住み家は地上40メートルの木の上、毎日場所を変えます。答えは下に↓


































答え
いちじく