三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

思い出すこと

父がなくなってから、もう5ヶ月がたとうとしている。

父が病気の苦しみから解放されたことの安堵感と、大事な人"父"を失ったことの喪失感が天秤に乗っているような感じがする。

時が経ち、季節が移り変わるごとに、その時々の思い出がよみがえりつらいのだ。

11月私の誕生日のころは、必ずお酉さまに家族で出かけ食事をしたこと。母が育てた菊を飾り、誕生会をしたこと。

12月は父の誕生日。うちの二男の誕生日が父の1日後なので、二男が生まれてからは、ずっと、一緒に誕生会をしてきたこと。

おととしの西東京市の我が家での誕生会が、二人合同の最後の誕生会になろうとは・・・

あの時は、西日本の大雪で夕方宅急便で届くはずの「ふぐ」が遅れて、夕食の誕生会に間に合いそうもなかったので、急遽鶏肉を用意し始めた所に、「ふぐ」が届いたというハプニングもあったっけ・・・

「ふぐ」は父の大好物。もちろん!うちの子供たちも。

去年、暮れからお正月に掛けて一時退院したとき、大好物の「ふぐ」を食べてもらいたくて、父に贈った。「美味しい、美味しい」といって食べていたらしい。

今年も実家に贈った。母が「1人でふぐなんか食べても美味しくない」といってたから、私たちが実家に帰るときに一緒にふぐつつこうかなって。

父を思い出しながら・・・