三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

授業参観 11月編

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先週の金&土曜日は日本人会・保護者参観日。金曜日は二男が学校を休んだので、土曜日だけ行ってきた。夫は出張だったので、私1人、中1と小4のクラスを行ったり来たり、ちょっと疲れた。

しかし、二人とも参観日前から、「来ないで!」と・・・つい最近まで「来てね!」といってくれていたのに。長男は「とにかく来ないで!」、二男は金曜日に親子で参加の授業があったようで、「来てるお母さんは一緒にやるって、先生が言ってたから絶対に来ないで」と何だか二人ともつれなくて、ちょっと寂しい。

でも、結局見に行ったのだけど・・・中1は「生き方教室」と題して、海外青年協力隊から中国に派遣されている女性、看護士と日本語教師のお二人の話を聞いて、自分達の将来を考えようというような授業。それと音楽。まぁ、この歳の中学生らしく、さめた感じ。

一方、小4は算数・理科・保健体育。二男がどうしても行きたいと言ったこの日は、教頭先生の特別授業の理科で実験があったのだ。「もののあたたまり方と空気」がテーマで、3つの実験をした。1つ目はあたためた時の空気の流れ、2つ目が冷やされた時の空気の流れ、そして3つ目が熱気球。これが楽しみだったのだ。熱気球を理科室でビニール袋を使って実験するのだが、これが結構面白かった。



材料:ビニール袋、針金(A円周ぐらいの長さ、B直径より少し長いものをそれぞれ1本)、綿、アルコール、マッチ

.咼法璽訛泙慮?Aの針金をグルッと一回り、まきつけるようにしながら、セロテープで止める。
 この時、テープはなるべく少なく、重くなると上がりにくいから。

¬覆魎櫃瓩董Bの針金を十文字のように曲げて、針金の真ん中ぐらいに綿を付ける。

L覆鬚弔韻Bの針金を両端をAの針金の付いたビニール袋の口にセロテープで付ける。
 この時、綿がビニール袋の口の真ん中になるように付ける。

ぬ覆縫▲襯魁璽襪鬚靴濆?泙擦襦アルコールがたれないように気をつける。

ゲ真佑で、袋の口を下にして丸く広げて持ち、袋の上の方も持つ。

γ躇佞靴覆らマッチで綿に火をつける。袋が膨らんで軽くなる感じがしたら、手を放す。



この実験は、ちょっと危ないので、保護者もちょっとお手伝い。ふわっと教室の天井に上がって、綿が燃え尽きると、ゆっくり袋が下りてくる。

教頭先生が「上がった袋がどうして下りてきたかわかりますか?」と聞くと、
「アルコールがなくなったから」「火が消えちゃったから」と子どもが答える。

熱気球の実験であまりに興奮したのか、子ども達が3つの実験がつながってなかったのが、ちょっと残念。まぁ、時間が短くて、実験するだけで精一杯だったから仕方がない。また後日まとめるそうだ。

私はアメリカにいた時、熱気球大会を家族4人で見に行ったことを思い出した。色とりどり、さまざまなデザイン、横たわる熱気球にガスバーナーであたため空気が送られ、気球が少しずつ膨らんで、何機もの熱気球が空に浮かんでいくのを間近で見て興奮したものだ。

この実験、簡単で面白いので、ぜひお試しあれ。

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さてさて、そのあとは保健体育、小学4年生といえば、性教育が入ってくるのだ。二男が最近、私に「初経はいつ?」とか質問をしてくるので、学校で勉強してるんだなぁと思っていたから、どんな授業なのか興味深かった。

男女一緒に、自分達の体のこと、ちゃんと勉強してた。自分たちの体のことを勉強すると同時に、命の大切さ、家族の愛情、二人といない自分、その存在の確率は1000億分の1という、先生の話もよかった。家ではなかなか学校のようにできないので、ありがたい。