三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

運動会

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先週の土曜日、秋の心地よい天気のなか、小学部と中学部と合同の運動会。

この2学期で生徒・児童数が600人を超えたので、校庭に子供たちと保護者とで目いっぱい。これ以上増えたら、親は立ち見になるかも・・・?!

前にも書いたけど、学校に入るには、学校が保護者に発行する入校証か、日本人会会員証、日本国パスポートが必要なんだけど、これをもたない人たちには、前もって学校に入場申し込みをしておかないと入れないのだ。しかも、申込書には紹介者の名前も必要!なのだ。

どんなに小さい子どもも例外でなく。つまり、脱北者防止。当日は、学校前の道路は公安によって封鎖され、車の通行・駐車は一切禁止だった。

こんなところが北京の運動会の一面なのだ。

さて、運動会、なかなかおもしろかった。紅白に分かれて、競技や演技は中学部ひとまとまりで、小学部は2学年ごと。応援団は中3、中3~小6が中心となって、全学年で応援合戦をしていたのは、北京ならでは、他ではなかなか見られないと思う。

最後、赤組優勝が決まり、各応援団長の挨拶、赤組の女子の団長は涙を流していた。中3~小1までまとめるのはそれだけ大変なのだ。

二男の3・4年生のダンス「北京deキッズ阿波踊り」はドラマ「ウォーターボーイズ」の踊りと阿波踊りをミックスさせて、ノリノリでばっちり決まっていた。長男はひざの事もありほとんど見学、中学部伝統の団体競技、人間の馬を雲に見立てて、孫悟空役の一人をのせての競争はなかなか見ごたえがあった。

日本人会リレーでは、お母さんチーム・先生チーム・サークルチームの参加があり、剣道同好会は胴着と面と竹刀を持ってのいでたちで、素振りをしながら走り、ベストパフォーマンス賞をもらっていた。

近頃日本の学校では、お弁当は生徒は教室で親と一緒には食べない傾向なのだ。仕事を持つ親が必ずしもこれるとは限らないので、一緒に食べられない子どもへの配慮だそうだ。

北京では親子でお弁当、もちろんお手製弁当の人もいるけど、日本食レストランにお弁当を注文して配達してもらう人が結構いるのには、ちょっと驚いた。

これも、また北京の運動会の一面なのだ。