三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

まだまだマイノリティだけど・・・

世の中で一番キライなものを挙げて下さいといわれれば、迷いなく

タバコ


私が働き始めた頃、まだまだオフィス禁煙とは程遠く、男性の半分は
自分のデスクでタバコを吸う時代でした。

私の課の課長も喫煙者、特に置きタバコの煙が私のほうに流れ、
受動喫煙、髪の毛・皮膚がタバコ臭くなるし、本当にいやでした。

たまりかねた私は、空気清浄機をどーんと課長と私の机の境に置き
一日中空気清浄機をまわしていました。実際周りからは「よくやるな」
とか言われたし、課長もよく何も言わなかったなと思います。

でも少しして、世の中はオフィス禁煙が主流となり、わが社もオフィス全面禁煙。
わはっはー、非喫煙者の勝利です。



そして中国では、今でも喫煙者がメジャーです。


中国人の女性は、男性たるもの、白酒をがんがん飲み、
タバコをバンバン吸えるのがカッコイイという昔ながらのイメージあるそうです。

最近は、そういうのはキライと言う女性も増えているみたいですけどね。

体重コントロールと禁煙が出来ないヤツは出世しないと言われて
久しいですが、中国ではこのセオリーはまだまだ通用しないと思います。



そんな中国ですが、ここ数回ランチに行ったときに気がついたことがあります。
中国菜のお店でも、禁煙席を設けるレストランが増えてきた事です。

北京も変わってきたなと思います。でもまだまだマイノリティです。
なぜかというと、レストランで「禁煙席です」と通される席は決まって


入り口近くの狭い一角、端っこの端っこ

レストランの大部分の席は、やっぱり喫煙席なのです。



来年はいよいよ北京オリンピック、まだまだ非喫煙はマイノリティですが
少しずつ変わっている事は間違いないようです。

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*写真は煙袋斜街