三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

天津旅未遂事件

お久しぶりです。黄金周(中国のGW/労働節)も終わり、ようやくもとの生活に戻りました。
我が家はどこも行かず、ずーっと北京にいました。


唯一、休みの中ほどに日帰り天津旅を友人と計画しました。


北京-天津間は4月18日に「和諧号」という快速電車が
開通しまして、今まで約90分だった所70分で
しかも新幹線のような新型車両になりました。

*4月18日から中国国鉄の全国鉄路第六期時刻表大幅改定で、
 中国国産の高速列車が走るようになったそうです。



休み中だし、前もって切符を買ったほうがいいかと中国人の友人にたずねた所、

「電車の本数が多いし、前売り買わなくても当日で大丈夫」といわれたので

その言葉を信じて北京駅へ向かいました。



駅周辺、駅はすごい人、駅入り口横の天津行きの切符売り場の長蛇の列を横目で見ながら


「天津行きこんなに並んでる・・・大丈夫かな(不安)」



駅舎内には和諧号開通を祝う赤い横断幕がかかっていました。
2階の天津行き専用切符売り場で


「11:15の天津行き2枚」
「ない」
「1等2枚」
「座席ない」
「えっ?・・・・」
「じゃ、次の」
「1階」
「えっ?次の天津行き」
「1階に行って」



この間も横から切符を買う人の手が伸びてくるくる、
横入りばんばんされて、切符を買っていく人がいるのに

「なんで・・・?座席ないのに切符売ってるの?」

しばらく、他の中国人のやり取りを聞いてわかりました。



つまり座席なし、立ち乗車です。



この混雑具合からすると、天津行きの切符を買って天津にいけたとしても、
天津から帰ってくる切符が買えないかも・・・と思った私たちは


天津行きを断念して、新光天地に目的地変更しました。




あとで天津出張の多い方に話を聞きました。

「5・1(黄金周のお休み)に天津行の切符を予約しないでいけるわけない!
 北京の人は天津に海鮮を食べに行くんですよ。大抵は車で行きますけど」


そうなんだ・・・むむむぅ~



私は
「和諧号開通したし、ちょっと天津まで行ってみようかと思った人が多いんだ」
と思うのですが、

夫は
「そんな電車が開通したぐらいでみんな乗りに行くかー!」と言うんですけどね・・・


この写真は、その日の北京駅前の歩道橋です。


人・人・人


私のように思っても不思議はないでしょう・・・



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