三都ものがたり、その後

息子たちの自立までの記録、現在格闘中です。【過去ログに北京情報もあります】

McLeanの友人、来北京

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昨日、私たちの住んでいたMcLean, Virginiaのお隣で大変お世話になったアメリカ人のご夫婦に北京で再会した。

お二人は多分70才を過ぎているかな・・・お年はあらためて聞いたことがないけど、とても素敵なご夫婦。私はひそかにアメリカのお父さん・お母さんと思っている。

McLeanにすんでいる時、1軒目の家に約2年住んだ所で、大家さんがインドから帰ってくることになり、家を引っ越さなければならなくなった。子供が学校を変わらなくて良いように、同じ学区内で探し、学校校庭裏のタウンハウスを借りることにした。

そのタウンハウスのお隣がこのご夫婦のお宅。引越し前に、荷物を少しずつ運び入れる私たちに「今日道路を舗装したばかりだから、車が入れないんだよ。手伝おう!」といって、タウンハウス郡の入り口門のところから、ダンボールを一緒に運んでくれた。これが最初の出会い。

引っ越してからも、ことあるごとにいつも気遣ってくださった。

ある時、ガレージを閉め忘れ、しかもドアも開けっ放しで出かけてしまった。帰ってきて、ガレージを空けたままで出かけたことに気付き、留守電を聞くとお隣から「ただいまx時x分、ガレージもドアも開いてるので、ドアは閉めておくよ」とか。

引っ越してすぐ、トイレの水道管から水が漏れ、しかもお休みで、どこの"Plumber=水道やさん"も全然連絡が取れず、途方にくれていると、あっという間にペンチでもれている水道管を閉めてくれたり。

旅行に出かけるときは、新聞も手紙も全部預かってくれたり。本当にお世話になった。

そのご夫婦が、私たちとの一番の思い出は『雪かき』だという。2002年12月のアメリカ東部のSnowStorm。McLeanでは停電はほんの少しの間だったけど、なんと5日間学校がお休みなるほどの雪だった。その冬は本当に雪が多くて、私たちの日本への引越し、2003年3月の直前にも大雪が降ったりした。

【本当はその時のうちの写真を載せたいんだけど、CD-ROMを全部日本の倉庫に預けてきたので手元にない。この写真はアメリカのWeather Albumからダウンロードしてきた。*そり遊び・・雪が降るとうちの子供たちも学校の丘でよく遊んだので、懐かしさをこめて】

そう!こんなにすごい雪だったので、雪かきしてもしても、全然雪が減らないし、雪の行き場がなかったのだ。うちはちょうど角だったので、雪の大山ができて、駐車場から車を出すのも大変だった。雪がおさまり、雪かき、何とか車が通れるほどになった所で、うちの4WDで買い物に行き、お隣さんから頼まれた"Low Fat Milk"も買ったことを、今でもよく覚えている。

すごくいい思い出・・・

奥さんが「McLeanの私たちが、あなたたちと北京で再会できるなんて、本当にすごいことよ。」って。

同感!日本ではなく、中国北京での再会なんて、だれが想像できようか・・・

どうして中国旅行にと聞いたら、「元気なうちに、発展目覚しい中国をこの目で見てみたかった」と。

一番印象的だったのは?と聞くと、胡同ツアーで民家で食事をした時に見たこと。発展の裏の貧しさの現実を見て、"Touched=心が揺れる"といっていた。

次は日本での再会か、McLeanでの再会かどちらかわからないけど、素敵な友人との再会に"Touched"心揺れる夜だった。